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3月19日「神の愛が全うされる」(ヨハネの手紙第一2:1〜7)


説教要約

「神の愛が全うされる」(ヨハネ第一 2:1~7)

イエス・キリストの12弟子の一人であったヨハネが諸教会に宛てた「ヨハネの手紙第一」を見ています。これまでのところで、ヨハネはイエス・キリストそして神様との交わりの中に、私たちを生かすいのちがあると述べ、それを「永遠のいのち」とまで表現していました。

罪の問題 今日の箇所で、ヨハネは「罪を犯さないようになる」ことを勧めています。「罪を犯さないようになりなさい」そのように言われたとき、私たちはどのように思うでしょうか。この言葉にどのように反応するかは、その人が「罪」についてどう考えているかによります。どんな人でも自分なりの規準を持っており、人としてこれはしてはいけないというものがあるものです。その基準に照らして罪を犯さないようにしている、あるいは犯していないと考えています。

罪を犯さないように クリスチャンは、御言葉に教えられて、罪の重さを知り、自分もまた神の前に罪人であることを知っています。ですから、「罪を犯さないように」と聞いたとき、自分にはそんなことはとてもできないと尻込みしてしまいます。事実、罪を犯さずに生きることはできないでしょう。

しかし、それでもヨハネは「罪を犯さないようになるために」この手紙を書くのだと言い切りました。何故なら、それは神様が願っておられることであるからです。このことを私たちはしっかりと受け止める必要があります。

神の命令を守る しかし神を信じる者には、神様が喜ばれる、さらに素晴らしい生き方があります。それは「神の命令を守る」という生き方です。それは似ているようでいて違う生き方です。神の命令を守ろうと生きるとき、私たちは神さまとの関係の中に生きることになります。それは神の愛を知り、神のめぐみを知って生きることでもあります。神様は私たちがどのような存在であるかをよくご存知であり、私たちの弱さや小ささ、罪深さを知っていてもなお私たちを愛していてくださるお方です。そして私たちも神様の愛を必要としています。

神様の命令を守ろうと、神との交わりに生きるとき、神様が私たちのことをどれほど愛しているかということを私たちは知ることになります。

 


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メッセージ内容(2023年3月19日)
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