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1月1日「神を愛する者となる」(ローマ8:28)


説教要約

 

2023年も昨年と同じ教会指針と指針聖句で教会の諸活動を進めてゆきたく願っております。ローマ8章28節の中で一番最初に来ることばは「私たちは知っています」です。何を知っているかと言うなら「すべてのことがともに働いて益となる」ということです。これは良いこと悪いこといろんなことがあっても結局は私にとって都合の良い結果になるということではなくて、すべてのことが共に働いて、神様の御心が成っていくということです。そのためには私が「神を愛する者となる」ことが大切です。

では「神を愛する者」とはどのような人のことでしょうか?

 

1)神を愛するとは神を信じることです。神様を信じているけれど愛していない。そんなことはあり得ません。神様を信じるとは、神様を愛することと同じです。そして神様を信じる信仰は自分が追及して得たものではなく神様の御心にある御計画の中で、神様によって召し出されて与えられました。ですから信仰を与えてくださった神を愛するのは当然のことです。

 

2)神を愛するとは神に愛されていることを覚えることです。パウロはかつてはキリスト教を迫害していたような者でありました。しかし神は彼を選び、キリストを信じ、愛し、宣べ伝える者とされました。自分のような罪深いものが赦され、キリストを伝える者とされているとことはパウロにとってはただ神に無条件に愛されているということ以外に理由はつかなかったのです。神を愛するとは神に愛されていることを深く自覚することです。

 

3)神を愛するとは神に心から従うことです。これほどまでに神は私を愛し、救い出してくださったのなら神のために与えられた賜物を用いて神のご計画と御心のうちに精一杯歩んでゆこうということになると思います。自分なりに考えたり計画した従い方ではなく、すべてを用いてくださる神を信じて歩む従い方が求められています。

 

 


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メッセージ内容(2023年1月1日)
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説教「神を愛する者となる」1.pdf
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