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5月29日「恵みとまことに生きる」(ヨハネ1:14〜18)


説教要約
ヨハネ福音書は私たちが神様にどれほど愛されているかを示しています。
1. キリストに愛されている
 神が肉体を受けたことを「受肉」と言います。神が人となられたこと自体驚くべきことであるのに、キリストは「私たちの間に住まわれた」つまり私たちと同じ境遇の中で過ごされた。しかも神聖さや豪華さを覚える場所ではなく馬小屋で誕生してくださったこと。これらの事実はすべて私たちのために為されたことです。それははっきりと神なるキリストは私たちを愛しておられることを示しています。
2. 赦され続ける罪びと
 キリストによって救われた信仰者は赦され続ける罪びとです。信仰者の生涯は罪を悔い改め、救われたらそれで完成するものではありません。「恵みの上にさらに恵みを受ける」(16節)とあるように、波が何度も何度も岸に打ち寄せるように、悔い改め、赦され、恵みが注がれる生活がクリスチャンの特徴です。信仰者はそのようにして成長してゆきます。
3. 恵みとまことによって生きる
 旧約時代に与えられた神の律法、特に十戒は完全で正しいものですが何よりもそこに「いのち」はありません。そして律法を与えられたイスラエルの民の歴史は最後の最後まで律法を破り、神の裁きを受けた、失敗の歴史でした。イエス様も律法を重んじられましたが同時に律法を守り行う力を持っておられました。それはイエス様が真理であるからです。イエス様は実体であり、律法は影のようなものと言えます。それをヨハネは「恵みとまことはイエス・キリストによって実現した」と言っています。信仰によって神の恵みの源であり、真理であるキリストとの交わりのうちに信仰者は成長してゆきます。

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メッセージ内容(2022年5月29日)
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説教「恵みとまことに生きる」.pdf
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