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2月13日「愛のうちに成長する教会」(エペソ 4章11〜16節)


命あるものは、少しづつではあっても、かならず成長し、時がくれば花を咲かせ、実をならせます。同じようにキリストのいのちで生かされている教会も成長します。教会の成長には、メンバーの数が増えたり、活動が拡がっていったり、新しい教会が生み出されるなど目に見えるものもありますが、それだけではなく、教会が、キリストにあって満たされ、キリストを表わすものとなるという、目に見えない面もあります。そして、実は、目に見えない面のほうが、目に見えるものよりももっと大切です。では、どのようにして教会は建て上げられていくのでしょうか。3つあります。聖徒たちが整えられ、真理を知り、そして愛し合うことによってであると教えられています。

 

1)聖徒たちが整えられること・・聖書ではキリストを信じた者はすべて聖徒と呼ばれています。「整える」とは「装備する」という意味があります。装備とは軍艦や戦闘機などが想起されるように戦いのために準備する意味合いがあります。つまり信仰者はこの世にある限り、様々な準備が必要です。特にみことばと祈りによって霊的に整えられることが大切です。

 

2)真理を知ることによって・・教会の成長の具体的なゴールは、キリストを知る知識に進むことです。「私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し」13節とありますがこれは「信仰の一致」とは「神の御子に関する知識の一致」ということです。信仰者が何をもって一致するかというなら「神の御子に関する知識」においてということであり、それは私たちが仲良くしようとか似た境遇、出身地、経験よりも優先されることです。

 

3)愛し合うことによって・・キリストのからだは愛によって建て上げられます。ここに「愛をもって真理を語り」と書かれています。正しいことが人を傷つけてしまうことがあり、配慮が真理を歪めてしまうこともあります。難しいことであるからこそ神の助けが必要であり、主の前にへりくだるのです。

 


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メッセージ内容(2022年2月13日)
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説教「愛のうちに成長する教会」.pdf
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