· 

6月20日 遠くて近い信仰者(4)「ヨセフ」(創世記50:15~21)


 

 ヨセフは波乱万丈な人生を送りました。その中でヨセフが、数多くの苦しみに耐え、誘惑をしりぞけ、人を赦すことができた理由は何だったのでしょうか?三つの理由を考えることが出来ます。

 

1) ヨセフは「夢」、「ヴィジョン」を持っていました。もともとヨセフの見た夢の故に兄たちの反感を買い、エジプトに売られるようになってしまいました。しかし後々、王の夢を説き明かすことによって王の大きな信頼を得ます。ヨセフは、夢とヴィジョンを持ち、それをどんな時にも捨てなかったので、その夢が実現するのを見ることができたのです。

 

2) ヨセフは常に神と共にいました。ヨセフはいつも神と共にいたのでまことの神を知らないエジプト人も、ヨセフと共におられる神を認めざるを得ないほどに、ヨセフは神の側近くに、神と共に生きました。私たちが「神は私と共にいてくださる」という確信を得るだけでなく、まわりの人々も「神はあなたと共におられる」ということを認めるようになるのです。

 

3) ヨセフは神の摂理を知っていました。神が、この世界と私たちの人生に介入され、導かれることを「摂理」と言いますが、ヨセフは神の摂理を知り、摂理の神に信頼していました。神の主権にすべてを委ね、神のなさったことを受け入れています。神は悪を善にさえ変えることのできるお方なのです。

 

 ヨセフの信仰の秘訣を、私たちも自分のものとし、誘惑に勝ち、試練に耐え、そして、赦し、赦される生涯を送ろうではありませんか。

 


ダウンロード
メッセージ内容(2021年6月20日)
下記の本文同様のPDFデータです。
下記の本文と同様のPDFデータです。ご覧になりやすい方でお読みください。
遠くて近い信仰者(4)ヨセフ.pdf
PDFファイル 247.8 KB

礼拝メッセージの音声をお聞きになりたい方はブルーのアイコンをクリックしてください。

容量の軽いデータでお聞きいただけます。