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10月4日 「恐れ」そして「恐れず」(詩篇46:1〜3)


コロナ・ウィルスの感染拡大は社会、経済あらゆる方面に影響を与えています。

今までは感染予防に力が入れられていましたがこれからは経済、雇用、仕事、生活に困窮する人が増加することが確実に予想されています。

今、私たちは、自然現象ではありませんが聖書の言葉通り、「地が変わり、山々が揺れ、海のただ中に移る」ほどの変化を目の当たりにしています。

世界は不安と恐れに満ちたものとなりました。

「恐れ」は、まずは、「思い煩い」となって表れます。

思い煩いが繰り返されると、それは「不安」に変わります。

そして、「不安」がこうじると、それは「恐れ」となり、「恐れ」は私たちを捕まえ、私たちの人生を誤らせるのです。

聖書は私たちに「恐れるな」と言います。

世界に恐れが満ちている今以上に、この言葉を必要としている時はないと思います。

 

しかし、「恐れるな」と言われて、それで、すぐに「恐れ」が無くなるわけではありません。

そのためには、まず「神を恐れる」という段階あるいは順序が必要です。

「恐れるな」というのは、何をも恐れないということではなく、神を恐れることです。

神を恐れることによってはじめて、「恐れ」が取り除かれます。

イエスは「たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」マタイ10:28と言われました。

神は、この世界の創造者、全知全能のお方で、すべてのものを支配しておられます。

神を越えるものは何ひとつありません。

神を恐れる者は、神によって、私たちを恐れさせる、あらゆるものの上に立つことができるのです。

そして確信をもって「それゆえ、われらは恐れない」と言うことができるようになるのです。


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メッセージ内容(2020年10月4日)
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「恐れ」そして「恐れず」.pdf
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