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11月29日 「みことばの光」(ルカ1:67〜79)


アドベント(待降節)の間、わたしたちは、四本のキャンドルを灯して、クリスマスを待ちます。

本日の第一週のキャンドルは「預言のキャンドル」、第二週は「天使のキャンドル」、第三週は「羊飼いのキャンドル」、そして第四週は「ベツレヘムのキャンドル」と呼ばれます。

それぞれのキャンドルには、テーマがあって、「預言のキャンドル」は「希望」です。

わたしたちの希望は、「預言」、つまり、神の言葉から来ることからそれがテーマとなっています。

 

希望の光は、キャンドルにたとえるなら、神の言葉という蝋を燃やしながら輝きます。

希望のないところで人は生きることができません。

どんなに豊かなものを手に入れても、希望が無ければ、からだは生きていても、たましいは死んでしまうのです。

けれども、どんな逆境の中にあっても、たとえ明日も知れない生命の危険にさらされている場合でも、希望を持つ人の目は輝いています。

聖書が示す希望は私達の思いつきや希望的観測といった人によって描かれるものではありません。

もしそうならすぐに消えてしまいます。

 

この預言のキャンドルが与える希望は尽きることがありません。

「夜明けとなって、明けの明星があなたがたの心の中に上るまでは、暗い所を照らすともしびとして、それに目を留めているとよいのです。」(ペテロ第二1:19)とあるように御言葉に聞き、それを心に宿すなら、わたしたちの心から希望のともしびは消えることがないのです。

 

わたしたちは御言葉によって希望を握りしめているでしょうか。

コロナ禍のために先の読めない、暗闇の中を手探り状態で歩む私達。

しかし預言のことばを私達の内に宿す時、みことばが希望として働きます。

預言のキャンドルを灯し、共に礼拝と祈りと奉仕によってこの週を過ごしたいと願います。


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メッセージ内容(2020年11月29日)
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みことばの光.pdf
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