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11月22日 「ほんとうに守ってくれるもの」(ヨハネ14:27)

ある人の文章に「恐れは許可なく心に忍び込み、無力感を与え、心の平和を奪う」とありました。

私達が心の平安を持続して持つことは本当に難しいものです。

 

イエス・キリストは「わたしは、あなたがたに平安を残します。

わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。

わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。

あなたがたは心を騒がしてはなりません。

恐れてはなりません。」とおっしゃいました。

イエス・キリストが与える平安と世が与える平安とは何が違うのでしょうか?というよりイエス・キリストご自身、不安を幾度も体験されました。

しかし、それは普通、人が体験する不安と恐れではなく罪と死の力そのものに対してでした。

私たちが不安と恐れを感じるものはイエス・キリストにとっては別段大きな問題にはなりません。

イエスに押し迫ってくるものが、たんなる迫害や苦難だけなら、イエスは、さほど心を騒がせることはなかったのです。

それこそ神の御子の力を発揮すれば、罪と死を根こそぎ滅ぼしてしまうことだってお出来になるのです。

しかし、それでは、それとともに人も世界も滅びてしまいます。

 

イエスは人の罪を背負って十字架にかかり、人が神のもとに帰ることができる道を開いてくださいました。

かつては神の敵であった者が、神の子どもとして、神に受け入れられるようにしてくださったのです。

まことの平安は、このイエスの救いから来るのです。

この世は、このような平安を与えることはできません。

この世が与えるものは、たんなる「ひとときの安心」に過ぎません。

人は、神に立ち帰り、永遠の確かな保証を与えられて、はじめて、まことの平安を得るのです。

主イエスが私をほんとうに守ってくれるのです。

 


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メッセージ内容(2020年11月22日)
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