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9月27日 「希望をもたらす神のことば」(エレミヤ33:14〜16)


旧約時代の預言者エレミヤの生きた時代は、とても暗い時代でした。

北王国イスラエルはアッシリヤに滅ぼされ、南王国ユダもまさに風前の灯といった状態にありました。

そのような時に預言者エレミヤを通して神の御心が明らかにされました。

エレミヤが語ったことは「敗北し、奴隷のような状態になって生きることになる」というユダヤ人にしてみれば屈辱的なことばでした。

そのことのゆえにエレミヤは悲惨な目にあわされ、苦しめられます。

しかし神のことばを語る預言者を苦しめたからと言って、神のことばが力をなくすわけではありません。

神のことばは、消えるどころか、それに逆らった者に裁きとなって成就し、預言者を苦しめた者たちに災いとなって返ってきたのです。

神のことばは、それを軽んじたり侮る者には厳しく立ち向かいますが、それを信じ、受け入れる者には、神の恵みと幸いを与えるのです。

 

今日の14〜16節には、人々を神の国へと導く、救い主イエス・キリストが預言されています。

「その日、その時、わたしはダビデのために正義の若枝を芽ばえさせる。」がそれです。

神様は、自らの罪深さゆえに悲惨な状態にあるイスラエルを裁き、苦しめて終わりではないのです。

神様の救いの歴史は続いているのです。

ユダヤ人は根拠無く「平安だ。

平安だ」と言い、窮地に陥りましたが、神の前に悔い改め、神が語られたことばだけが本当の平安を与えてくれるのです。

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。

それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」エレミヤ29:11

 


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メッセージ内容(2020年9月27日)
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