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11月10日 「共に絆を深める」シリーズ③キリストにあって一つとなる(コリント第一1:10〜17)

主イエスの復活、召天に続き聖霊降臨(ペンテコステ)をもって教会が誕生し、信じられないくらい多勢の人が一気に救われたり、教会で麗しい交わりがあったりすることに神様の御業の大きさを思わずにいられません。

しかし、聖書、特にパウロの書いた手紙を読むと当時の教会でも様々な問題が起こされ、その対処対応に腐心していたことがよく分かります。

 

今朝、取り上げられているコリントの教会でも多くの問題が起こされていました。

特にパウロが最初に取り上げている(つまり重要な)問題は教会内における分派、つまり仲間割れということでした。

具体的にはパウロ党、アポロ党、ケパ党、キリスト党という四つの党派が存在し、どれも唯我独尊的と言おうか自己主張を続けていました。

だからと言って彼らは異端ではありません。

みな三位一体の神を信じているキリスト者でした。

 

しかしパウロは仲間割れの原因はキリストにしっかりと結びついていないからであると言います。

もし、キリストにしっかりと結びついているならば分裂するはずがないとまで言うのです。

ですから、パウロはそれぞれが「キリストに結びついている」と口では言うものの、自身の実態はどういう者であるのか、キリストとの関係を再点検しなさいと言っているのです。

 

私たちが、自分の罪や問題をしっかり見つめ、悔い改めつつ歩むことができるようになるのは、十字架につけられた主イエス・キリストと結び合い、主イエスによる罪の赦しの恵みをしっかりと受けることによってなのです。

 


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メッセージ内容(2019年11月10日)
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