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5月19日 「真の教会を建て上げるために」(ローマ 12:3〜8)

クリスチャンとして私たちが生きてゆく時に「信仰生活」ということばと「教会生活」ということば、どちらも知っていると思います。

「信仰生活」というとやや、個人的で自分自身のクリスチャンの歩みを意味し、「教会生活」とはより教会の計画やプログラム、様々な教会に関することに関わってゆくというニュアンスが強いと思います。

そして自分の信仰のことと教会のことは別のことのように思えてくる人が多いと思います。

しかしパウロは3節において「神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深い考え方をしなさい。」と自分自身を見つめることと5節に「キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。」とあるように教会はキリストのからだであり、そのからだとは私達一人一人であることを教えています。

つまり、自分自身のことを考えることと教会のことを考えることとは繋がっているのです。

 

パウロは自分自身をキリストの福音の量りによって健全に見ることが出来るならば、他の兄弟姉妹に与えられている様々な賜物を神の恵みとして評価し、喜び、感謝し、自分に関しては、神が与えて下さっているもので十分だということを学ぶことが出来るようになることを教えています。

そこに、「真の教会―キリストに結ばれた一つのからだ」が建て上げられてゆきます。

私たちは主イエス・キリストのもとで一つの体を共に築いて行く豊かな交わりへと招かれているのです。

 


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メッセージ内容(2019年5月19日)
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真の教会を建て上げるために.pdf
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