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「神の愛に応えて生きる」(マルコの福音書 12:1〜12)

主イエスが語られたたとえ話が出て来ます。

主人からこのぶどう園を委ねられた農夫たちの存在、それがこのたとえ話のポイントです。

好条件でしかも余裕をもってぶどう園を貸してもらった農夫が収穫の際、当然の分け前を受け取りに送られたしもべをさんざんひどい目に合わせ、ついには主人の一人息子でさえ殺してしまうという利己的かつ自分中心の農夫の身勝手さが描かれています。

 

この農夫とは律法学者、祭司といった者であり、主人とは神様、そして一人息子とは主イエス・キリストのことです。

この農夫たちが預けられたぶどう園、それは私たち一人一人の人生であると言うこともできます。

このぶどう園は全て主人が作り整え、準備したものであったように、私たちのいのち、人生は、神様が造り、預けて下さったものです。

私たちがこのぶどう園で何がしかの実りを生むことができるとしたら、それは基本的には神様が備えて下さった条件と賜物とによるものです。

そして私達の身勝手な振る舞い、恩知らずの行為にも拘わらず御子イエス・キリストを十字架にかけるほどまでに神様は私たちを愛してくださっています。

どうしてそれほどまでに愛してくださるのでしょうか? それは「あなたにいのちを与え、人生を導いているのはこの私だ。

そのことを認め、与えられた場でしっかりと生き、働き、人生を過ごしなさい。

私こそあなたの人生の主であることを受け入れて、私と良い交わりをもって生きなさい」。

これが神様の真の思いだからです。

この神様の語りかけに耳を開き、応えていくことが私たちの信仰です。

願わくはその信仰によって私たちが、神様が備え与えて下さったこの人生というぶどう園で、神様の栄光を表す良い実を結んで行けますように。

 


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メッセージ内容(2018年6月24日)
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